社会科見学1 株の情報を見てみよう

社会科見学
Sponsored Link

社会科見学1 株の情報を見てみよう

おはこんばんちわ。
校長の三旬歩です。

前回の授業までで、
資産運用の基本となる
株や投資信託についての
ある程度の知識が得られたと思います。

今回の授業は、
実際に株のどんな情報
収集したらいいかを
画像を含めて勉強しましょう。

株を買う=会社を買う

株を買うということは、
その会社の社員権を得るということで、
会社の資本に対して権利を得る、
ということは
以前の授業で勉強したと思います。

実際に株を買う段になると、
その会社のキャラクターを
知らないで買うわけにはいきません。

その会社がどんな業態の会社なのか。
その会社はどんな分野の会社なのか。
その会社はどれくらい利益をあげているのか。
その会社の資金の流れは順調か。
そして、その会社に本当に出資していいか

どうやったらわかるのでしょうか。

会社は投資家情報(IR)を発行している

その会社の一員になるためには、
まずその会社の投資家情報IR)を見ましょう。

IRは上場企業であれば、
すべからく発行されています。
最低でも四半期3ヵ月)ごとに
発行されています。

具体的には、
決算短信有価証券報告書
そして決算説明会資料です。

それ以外にも投資家情報として
株式情報財務状況などを
わかりやすいグラフをもとに
別ページで用意している企業もあります。

タカラトミー(コード:7867)を例に
見ていきましょう。
※すべての企業がこのように
 見やすいページではないかもしれません。

投資家情報topページ

タカラトミーの投資家情報ページのトップです。

中段に会社紹介、財務状況、IRライブラリーなど
見やすく配置されています。

主に見るのは
IRライブラリーの中の決算短信です。

決算短信をみよう

これが決算短信の中身です。
大体PDFで見れるようになっています。

数字が沢山並んでいて
何のことやら難しそうですね。
順に説明します。
(一応ここはサンプルで社名を隠す 笑)

某メーカーの某時期の決算短信を改変

①連結営業成績

当期の売上高営業利益、その他が
前年同期比と共に書かれています。

よく混同されるのが、
営業利益経常利益です。
営業利益は、「本業」による利益、
経常利益は、企業体全体の利益です。

売上高は文字通り売上高なので、
売上高から本業のために必要な
出費や資金を除いたものが営業利益
さらに、企業による投資や
その他の収益を含めたものが
経常利益になります。

企業体としては
全体の利益が気になりがちですが、
株の世界では、
営業利益が注目されやすいです。

つまり本業でどれだけ稼いでいるか、
が重要だということです。

いわゆる「増収増益」というのは、
売上高も伸びて、営業利益も伸びている
ということで、
経常利益についてはあまり
言及されません。

②1株あたりの当期純利益

株価の割安度を調べる値として
PERがあるということは、
以前の授業で勉強しました。

PERは、時価総額÷当期純利益でした。
発行済み株式数で全体を割ると、
株価÷1株あたりの当期純利益
で計算することができます。

②の値はPERの計算に
必要な値ということになります。

もちろん、前年同期比も記載されています。

③1株あたりの純資産

もう一つの株の割安度を
調べる値として
PBRも勉強しましたね。

株価÷1株あたりの純資産
で計算されます。
これも株式の割安度の判断に
使うために必要な数字ですね。

④キャッシュフロー(CF)

この項目では、
当期にどれだけの現金の動きがあったか
が分かるように記載されています。

CFが潤沢にあるほど、
今回のコロナショックのような
状況になっても生き残るような
体力のある会社ということになりますが、
一方で、CFがありすぎても
設備投資などを積極的に行っていない
と判断されるかもしれません。

ただ、やっぱりCFが連続でマイナスだと
不安材料でしかないですよね。

⑤配当の状況

これは配当金の推移を示したものです。
最初の時点で配当金の額を予測したものが
出ているときもありますが、
未定のものも結構あります。

ここ2、3年の間、
どのように配当金を出しているか、が
分かるようになっています。

また、配当性向も記載されており、
配当金を分配するにあたって、
会社がどれだけ無理をしているかが
予測できる数値となっています。

次のページ以降は

短信の表紙はこんな数字が
並んでいましたが、
2ページ目以降は
どうしてこういう数字になったか
という会社の分析事実関係などが
記載されたページになっています。

本業のところくらい
読んでも読まなくても・・・(笑)

買うかどうかは

結局、これらの数字を見て
企業の財務状況を判断し、
企業のこれからを予測して
株を買うかどうか判断する、
という作業が必要になります。

もちろん、
これらファンダメンタルズ分析だけでなく、
ここにチャートを分析した
テクニカル分析を加えたっていいと思います。

いろんなサイトはブログで
「この指標を見ろ」的なことは
沢山書かれていますが、
結局のところ
自分が納得できる買い方をしないと
続かないし後悔するしで
いいことはないと思いますので、
自分で判断できる力をつけましょうね。

次の授業は・・・

今回、株の発行元である会社の
営業状況や財務状況について
確認する方法を勉強しました。

これで株が買える!とは思いませんが、
判断基準の一つにはなると思います。

次の授業は、
株の次、投資信託の情報を
実際の目論見書を見て
勉強してみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました