社会14 公的年金制度(基本的な受給)

社会(経済)
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社会14 公的年金制度(基本的な受給)

おはこんばんちわ。
金リテ小校長の三旬歩です。

前回、
公的年金制度の分類や保険料について
勉強してきました。

今回は、
年金制度の給付について
勉強したいと思います。

公的年金制度の給付には
いろいろな種類がありますが、
基本的には、
老後の収入の1つの柱になるため
しっかりと勉強しておきましょう。

保険料支払と給付の構造の違い

まずそれぞれの給付の名前ですが、
三旬歩はここで少しつまづきました
国民年金と厚生年金で
貰える給付の名前が
大変似ているのです。

また、被保険者分類ごとに
受給する年金の構成が
支払の構造と違うところがあるのです。

支払構造受給構造を比べてみます。

年金の3階建て構造 校長作成
年金受給の図 校長作成

実際に上のような図で考えると
非常に分かりやすくなりました。

上の図は、よく説明で使われる
年金構造の3階建て構造です。

下の図は、
受給に限って分類した
校長オリジナルの図になります。

年金受給別に勉強していく方が分かりやすいので
順番に勉強していきましょう

第1号被保険者の給付

国民年金からの受給で
基礎年金と言われます。

基礎年金には、
老齢基礎年金障害基礎年金
遺族基礎年金の3つがあります。

老齢基礎年金
一番スタンダードな給付で、
特に大病もせず
障害などを受けずに65歳を超えると
給付が開始される年金です。

ただし、
年金への加入期間が
10年以上なければ受給資格がありません


加入期間とは、
保険料納付済期間、免除期間、
合算対象期間(カラ期間)の合計
のことです。

給付額は以下の計算のもとに算出されます。

その年の満額に対して
{保険料納付済期間(月)+免除期間(月)}
       ÷加入可能期間(480月)を
掛けた年額となります。
(令和2年の満額は781,700円)

学生納付特例を受けた期間で、
追納しなかった場合には、
合算対象期間には算入されますが、
給付額の計算からは除外されます



付加年金に加入していた場合は、
加入していた期間(月)×200円が
年金額に上乗せされます。

繰上げ受給と繰下げ受給

基本的に、
老齢基礎年金の受給開始年齢は
65歳ですが、
繰上げることで60歳から
繰下げることで70歳まで
給付開始年齢を動かすことができます。

繰上げ受給は、
60歳から64歳のいずれかで
受給開始する場合です。

繰上げ受給の場合は、
繰り上げた月数×0.5%
受給額から減額
されます。

一方、繰下げ受給の場合は、
66歳から70歳のいずれかまで
受給開始を遅らせるものですが、
繰下げた月数×0.7%
受給額に上乗せ
されます。

年金受給の図 校長作成

第2号被保険者の給付

第2号被保険者は
厚生年金に加入しているため
厚生年金から受給を受けることになります。

国民年金と同じく、
老齢厚生年金障害厚生年金
遺族厚生年金の3つがあります。

老齢厚生年金が、
65歳までに特に障害などがなければ
受給が開始される年金です。

受給額は、
定額部分報酬比例部分に分けられます。

定額部分

老齢厚生年金には、
在職中の報酬額とは無関係の
定額部分があります。

1,630円×単価乗率×被保険者期間月数
で計算されます。

これは、国民年金の
老齢基礎年金にあたる部分
で、
1階部分に相当します。

報酬比例部分

報酬比例部分は、
在職中の報酬額に応じて
計算される部分
です。

厚生年金の保険料は
報酬月額×18.300%で
報酬によって変わってくるため、
受給額も報酬によって変えなければ
不公平になってしまいます。

報酬比例部分はそうした
報酬月額の平均によって
受給額を算出する部分
となります。

平均標準報酬月額、もしくは
平均標準報酬額と
被保険者期間の月数によって
受給額が決定されます。

平成15年3月までの分
 平均標準報酬月額×(7.125~9.5)/1000×月数
平成15年4月からの分
 平均標準報酬額×(5.481~7.308)/1000×月数

上記の合計額が受給額となります。

これは、
年金受給の2階に相当する部分です。

繰上げ受給と繰下げ受給

厚生年金も国民年金と同様に
繰上げ繰下げ受給を
申請することができます


繰上げた場合と繰下げた場合の
受給額の増減は
老齢基礎年金と同様となります。

年金受給の図 校長作成

第3号被保険者の給付

基本的に第1号被保険者と同様に
老齢基礎年金となります。

第3号被保険者は、
保険料が免除されていますが、
受給金額を算出する際には、
その期間は保険料納付済期間として
算入され、受給額にも算入されます。

次の授業では・・・

今回の授業では、
年金の基本的な受給について
勉強してきました。

今回勉強した受給は、
特に65歳までに大きな病気や
障害を受けなかった場合
における
受給についてでした。

次の授業では、
65歳までに何かあった場合に
受けられる年金受給について
勉強したいと思います。

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